クワンソウの呼び名について説明します。
アキノワスレグサ Hemerocallis fulva var. sempervirens
花はノカンゾウに似ています。日本では九州南部および南西諸島に自生しています。
沖縄県での方言名はクヮンソウ、カンソウ、グワンソウ、ガンショウ、クワンシヤー、ガンソウ、ハンソウ、フファンサ、ファンツァ、フファンツア、ニーブイグサ、ニーブイカンソウ、パンソー、カンゾーバナ、ウプンサ、ビラティなどがあります。
これらは沖縄方言(うちなーぐち)でワスレグサ属である「萱草」が訛ったものです。
注目すべきはニーブイグサ、ニーブイカンゾウと呼ぶ地域があることで、これは沖縄の方言で眠いの意である「ニーブイ」からきたもので、直訳すると眠り草と解釈できるため、近年食品製造企業や製薬企業から注目されています。
クワンソウエキスを抽出したベンチャー企業も沖縄にありサプリメントメーカーや製薬会社へエキスを販売しています。
そのエキスからいろいろなクワンソウサプリメントが製造されています。